H26春蚕3齢1日目・網入れ、桑付け
こんにちは、まゆこです。
朝出勤すると、2齢の「眠」から覚め、3齢になった起蚕(おきっこ)たちがえさを求めて少し動いていました。
そこでさっそく、飼育箱に移動して網入れ(お蚕の上に網をかぶせること)をします。
2齢まで人工飼料であったおかいこが、はじめて生桑葉を食しているところ。
そして、その網の上から柔らかそうな桑の葉をちぎってのせますと、すぐに網の目をくぐって桑葉を食べにのぼってきました。 まゆこ「なんていい子ちゃんたちなの~、えらいわぁ♪」とつぶやく。→館長チラッと見て、ビミョーに無視したよん。
このおかいこは「春嶺(しゅんれい)×鐘月(しょうげつ)」という品種です。
中込家に配蚕しているJAふえふきの久保田さんによると、このおかいこの種(たね)は長野県の上田蚕種から購入し、山梨県富士川町で稚蚕飼育し、2齢の眠に入ったところで各農家に配るそうです。その後、各農家で作られた繭はすべて甲斐絹(かいき)として製品化されるのだそうです。
織物にするには、まず繭から糸を作らなければなりませんが、その作業を行う製糸会社はどこなのか? 中込さんの生産した繭は出荷された後、次はどこにいくのか? JAふえふきの久保田さんには今日、電話でいろいろとお聞きしたのですが、まだまだ質問したいことが山のように浮かんできて収拾がつかなくなってしまったまゆこ。お仕事の邪魔をしてはいけませんので、日をあらためて整理した質問集を握りしめ、お話を伺いに参りたいと思っておりますっ♪
さて、今日は午後5時くらいにもう一度給桑する予定です。明朝はどのくらい大きくなっているかなぁ? 毎朝の出勤をワクワク楽しい気持ちにさせてくれるおかいこさんたち。「オフィスでおかいこ」おすすめですよ♪
まゆこ
« H26春蚕来ました! | トップページ | 「蚕食」って? »
「まゆこのつぶやき」カテゴリの記事
- 宮方(ミヤカタ)資料の行方(2017.03.29)
- 「福塚壮蚕飼育所かな?」と思っていたけど、ここは「椚田壮蚕飼育所」だった!(2017.03.25)
- 豊富稚蚕共同飼育所(2017.03.22)
- 撚りかけ車(2017.03.20)
- 地獄温度にお馬さん発見!(2017.03.15)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント