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2014年2月14日 (金)

絵銭

形は銭ですが、通貨ではありません。おはじきや石蹴りなどの使う玩具、神様へのお供え、開炉を祝う祝鋳銭、試鋳銭、土産物、記念品、装飾品の一部などに使うために作られました。

作ったところも銭座(ぜにざ)であったり、銭座の廃止によって職を失った工人が生活費のために作ったり、全く銭座とは関係なく作ったりとさまざまでした。作られたのは、室町時代の末期から、明治・大正のころまでの長い間にわたります。

商売繁盛や金運上昇などの縁起物の意味が強いので、龍や福神・鳳凰・馬が描かれました。財布に入れておくとお金が増えるおまじないともなったようです。

今回展示した絵銭は、俵を乗せた馬を曳いているので駒曳銭(こまびきせん)といいます。俵にはどっさりと銭が詰まっているのでしょう。

2 展示中の駒曳銭


 駒曳銭が寄贈された後に、南アルプス市在住で、資料館の歴史文化ボランティアをしてくださっている方から絵銭をいただきました。それは、竹と梅の図柄を描いたもの、大黒様を描いたもの、双魚を描いたもの2個の4枚です。双魚は、子孫繁栄を願う吉祥紋(きっしょうもん)です。不老不死願望を充足させるのは、子孫繁栄が現実的な方法です。魚は一度に大量の卵を産むので、雌雄一対の形で描いた双魚紋は長く吉祥紋として愛されています。

Dscn47072 新たにいただいた絵銭

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