桟俵をつくってみました。
こんにちは、まゆこです。
平成26年3月2日(日)まで開催している「ウマ・馬・午」展で行っている藁馬づくり体験の稲わらをわけてもらい、まゆこはミニ桟俵をつくってみましたよ!
桟俵(さんだわら)とは何か? それは、これ!
そう、桟俵とは、俵の両端にかぶせる円形の蓋のことです。稲わらでできています。
まず、真ん中を凧糸でしばり、50センチほどに切りそろえた藁束を、台の底から打ち出した釘の先に刺しこみます。凧糸で縛ってある所まで押し込んだら藁を放射状に均等にひろげます。
真ん中より上の藁も同じように放射状に広げたら、編みやすいように、直径15センチほどの円盤で押さえて、端を円形に編んでいきます。何もかも試行錯誤です。
この木製桟俵製作台は、毎度のことながらモノ作りにも秀でた館長とMさんがつくってくれました。
館長などは、編んでいるまゆこの様子をみながら、どんどん「こうしたらもっと作りやすくなる」といって、編んでいる最中に円盤が浮かないように、クリップやらゴムやらいろんな工具を持ち出して工夫してくれましたよ。
まゆこの思いつきでしたが、つくってみたら、できました! どうですか?
そして、稲わら以外の素材でつくったらどうだろうかと試みてみましたが、結果はダメでした。いくつか固さの違うクラフトテープでもつくってみましたが失敗でした。
編むことはできますが、稲のもつ独特のしなやかさと強さがないと、形を保つことができないようです。「稲ってすごい!」
昔の人はこの稲藁という素材の特質をよく知っていて、俵以外にも敷物やはきもの、お櫃入れや養蚕道具の蔟など、身の回りの様々な生活用具をつくっていたのですね!
まゆこはというと、只今開催中のひな人形展関連イベント、「ひなまつり」(入館無料)でこの桟俵を使って紙雛づくり工作体験をする予定です。(工作も無料!)桟俵はまゆこが作りましたからご安心ください。皆さんには紙雛づくりと桟俵への飾りつけをしていただきます。なお、桟俵は材料の関係で30個程しか作ることができませんでしたので、先着30名様となります。申し訳ありません。
しかし、桟俵がなくなりましても、違うタイプの紙雛づくりキットもご用意し、ひなまつり開催中は楽しく工作ができるようになっていますので、お許しくださいね。
もう一つのタイプの紙雛はこちら。メッセージカードにもなります ♪
平成26年3月1日(土)2日(日)開催の『ひなまつり』。
入館無料日にして、皆さまのご来館をお待ちしております♪
« ひな人形展はじまっています♪ | トップページ | 水上天神社祭り(中央市大鳥居) »
「まゆこのつぶやき」カテゴリの記事
- 宮方(ミヤカタ)資料の行方(2017.03.29)
- 「福塚壮蚕飼育所かな?」と思っていたけど、ここは「椚田壮蚕飼育所」だった!(2017.03.25)
- 豊富稚蚕共同飼育所(2017.03.22)
- 撚りかけ車(2017.03.20)
- 地獄温度にお馬さん発見!(2017.03.15)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント