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2014年2月27日 (木)

水上天神社祭り(中央市大鳥居)

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平成26225日 中央市大鳥居の水上天神祭(午後5時~5時半頃)

水上姓の4軒が集まり、天神祭をおこなった。拝礼の後、御神酒を頂き、当番の家で用意した赤飯や菓子、惣菜などを頂いて歓談した。道真の誕生日と命日が25日であることから、25日に行われるようになったという。

天神の石祠は江戸時代(寛政5年1793)のもので、かつては9軒の家で持ち回りで当番を行い、石祠のお参りした後、天神の絵像などを掲げた当番の家で飲食を行った。戦後の頃の祭には、子供がたくさん御供物(おぶっく)をもらいにきたという。また、天神講一同で大阪北区Img_0085_2 の天満宮に毎年参詣した時期もあった。

各地の天神社は平安時代の貴族、菅原道真を祀る神社として有名であるが、天神とは地神に対する天の神の総称で、特定の神をさすものでなかったが、菅原道真の没後、火雷天神と呼ばれたことから、天神信仰と菅原道真の信仰が結びつき、学問の神様とも言われるようになった。

大鳥居の水上には2ヵ所の天神社が祀られているが、雷神==水という農耕神との結びつきが考えられよう。

こうした行事が、営々と続けられている姿は、とても貴重で、いつまでも後世に残したい風景である。

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2014年2月26日 (水)

桟俵をつくってみました。

 こんにちは、まゆこです。

平成2632日(日)まで開催している「ウマ・馬・午」展で行っている藁馬づくり体験の稲わらをわけてもらい、まゆこはミニ桟俵をつくってみましたよ

桟俵(さんだわら)とは何か? それは、これ!

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そう、桟俵とは、俵の両端にかぶせる円形の蓋のことです。稲わらでできています。

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まず、真ん中を凧糸でしばり、50センチほどに切りそろえた藁束を、台の底から打ち出した釘の先に刺しこみます。凧糸で縛ってある所まで押し込んだら藁を放射状に均等にひろげます。

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真ん中より上の藁も同じように放射状に広げたら、編みやすいように、直径15センチほどの円盤で押さえて、端を円形に編んでいきます。何もかも試行錯誤です。

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この木製桟俵製作台は、毎度のことながらモノ作りにも秀でた館長とMさんがつくってくれました。

館長などは、編んでいるまゆこの様子をみながら、どんどん「こうしたらもっと作りやすくなる」といって、編んでいる最中に円盤が浮かないように、クリップやらゴムやらいろんな工具を持ち出して工夫してくれましたよ。

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 まゆこの思いつきでしたが、つくってみたら、できました! どうですか?

 

 そして、稲わら以外の素材でつくったらどうだろうかと試みてみましたが、結果はダメでした。いくつか固さの違うクラフトテープでもつくってみましたが失敗でした。

 

 編むことはできますが、稲のもつ独特のしなやかさと強さがないと、形を保つことができないようです。「稲ってすごい!」

 

 昔の人はこの稲藁という素材の特質をよく知っていて、俵以外にも敷物やはきもの、お櫃入れや養蚕道具の蔟など、身の回りの様々な生活用具をつくっていたのですね!

Dsc_5778 まゆこはというと、只今開催中のひな人形展関連イベント、「ひなまつり」(入館無料)でこの桟俵を使って紙雛づくり工作体験をする予定です。(工作も無料!)桟俵はまゆこが作りましたからご安心ください。皆さんには紙雛づくりと桟俵への飾りつけをしていただきます。なお、桟俵は材料の関係で30個程しか作ることができませんでしたので、先着30名様となります。申し訳ありません。

 しかし、桟俵がなくなりましても、違うタイプの紙雛づくりキットもご用意し、ひなまつり開催中は楽しく工作ができるようになっていますので、お許しくださいね。

Dsc_0154 もう一つのタイプの紙雛はこちら。メッセージカードにもなります

2631()2()開催の『ひなまつり』。

入館無料日にして、皆さまのご来館をお待ちしております♪

Photo まゆこ

 

2014年2月21日 (金)

ひな人形展はじまっています♪

 ご無沙汰していました、まゆこです。

 資料館周辺の膨大な量の積雪を毎日の雪かきで少しずつ片づけています。きょうは役場の職員や重機の力もお借りして、玄関正面の雪をすっかり取り除くことができ、すっきりしました。公園駐車場も雪かき済ですので、みなさん安心してご来館ください。

 265 山梨の記録的積雪と重なった2月15日~開催のひな人形展ですが、大雪による休館後の20日(木)から通常通りみなさまにご覧いただけるようになっております。

 飾り棚の組み立ては9日に、お人形の飾りつけは11日に集中して行いました。

Dsc_0072 こちらは年代ものの飾り棚の組み立てに悪戦苦闘する館長とD女史。

Dsc_0077 Dsc_0073 棚が設置できたらいよいよお人形を収蔵庫から出して、昨年の飾りつけ配置図を見ながらお人形をだしていきます。

Dsc_0100 お正月明けから暖かい場所に置き、ひな人形展に合わせて開花を早めていた桃の花も、会期の中盤頃には良い感じにもっと咲いてくれそうです。

 3月12日のひなまつりイベントのときにはちょうど満開になるだろうと予想しているまゆこです。

  ひな人形展は平成2646()まで開催しています。

  享保雛・古今雛・御殿飾り雛・押絵雛・土雛・市松人形・御所人形・横沢びな等、バラエティーに富んだ様々なお人形たちが勢ぞろいし、いにしえのお人形祭りさながらです。

 250体以上の江戸から昭和にわたる当館のお人形が皆様をお待ちしております。

Photo まゆこ

 

 

2014年2月20日 (木)

ワタの話(8)

Tomiko  

   富子だけんど、えらいもんがふっちゃって困るじゃんね。あれっから1週間もたつに、なかなかもとにはもどらんだよ。店に行ってもろくに売るもんが置いちゃあねえし。弱ったもんどう。

 外には出られんから、久しぶりにワタをからかってみとうさ。綿打ちをして、しまっといたのをひっつり出してきて、糸車で糸取りをしてみとうさ。糸車は展示してあるのを使うわけにゃあいかんから、ホームセンターから材料を買ってきて、館長に作ってもらっとうさね。館長は器用だから、こういうときにゃあホントに助かるだよね。

Dsc_58882 手製の糸車で糸紡ぎをする

 館長は苧引き金の研究もしていて、昔の糸取りのことも詳しいから、糸車で糸をとるのもうまいだよね。昔だったら、いいお嫁さんになれるとこだね。

Dsc_0004jpg2 ワタからすーっと糸が出る

 糸車を回すと、ワタから繊維がすーっと出てきて、縒りがかかるさね。ずーっと引っ張って1mくらい伸ばしてから、糸車のつむへ巻き付けるっちゅうわけ。ワタから自然に糸ができていくのは、不思議な感じがするさね。手触りも、やっこくてすべすべしていて、絹より優しい感じがするね。柳田国男が『木綿以前のこと』で書いてたように、麻より、絹より、木綿が農民に好まれたって言うのがわかる気がするよ。

 

2014年2月18日 (火)

大雪

 陸の孤島と化した山梨ですが、資料館も大変でした。昨日なんとか重機で雪かきをしてもらうことができ、車で資料館まで来ることができるようになりましたが、シルクラインは一車線分しか空いていませんので、対向車があるとすれ違うのに一苦労です。

Dscn47242 15日の朝、1mを超える雪がふった中央市

Dscn47372 17日昼、東花輪駅近くの身延線の線路

 身延線も線路が雪に埋もれていますし、路線バス・コミュニティバスともに動いていません。資料館も今日(18日)・明日(19日)までは臨時休業します。20日はまた大雪にならない限り開館予定です。お雛様も並んで皆様をお迎えする準備ができているのですが、残念です。

Dscn47402 18日朝、雪かきをした資料館

 シルクの里の公園もすっかり雪に埋もれてしまって、中に入ることはできません。また、公園や資料館の駐車場もまだ雪に埋もれています。

Dscn47422 18日朝、繭ドームも空気を抜いてあります

 20日(木)は中央市の市制施行記念日で、資料館は無料です。

2014年2月14日 (金)

絵銭

形は銭ですが、通貨ではありません。おはじきや石蹴りなどの使う玩具、神様へのお供え、開炉を祝う祝鋳銭、試鋳銭、土産物、記念品、装飾品の一部などに使うために作られました。

作ったところも銭座(ぜにざ)であったり、銭座の廃止によって職を失った工人が生活費のために作ったり、全く銭座とは関係なく作ったりとさまざまでした。作られたのは、室町時代の末期から、明治・大正のころまでの長い間にわたります。

商売繁盛や金運上昇などの縁起物の意味が強いので、龍や福神・鳳凰・馬が描かれました。財布に入れておくとお金が増えるおまじないともなったようです。

今回展示した絵銭は、俵を乗せた馬を曳いているので駒曳銭(こまびきせん)といいます。俵にはどっさりと銭が詰まっているのでしょう。

2 展示中の駒曳銭


 駒曳銭が寄贈された後に、南アルプス市在住で、資料館の歴史文化ボランティアをしてくださっている方から絵銭をいただきました。それは、竹と梅の図柄を描いたもの、大黒様を描いたもの、双魚を描いたもの2個の4枚です。双魚は、子孫繁栄を願う吉祥紋(きっしょうもん)です。不老不死願望を充足させるのは、子孫繁栄が現実的な方法です。魚は一度に大量の卵を産むので、雌雄一対の形で描いた双魚紋は長く吉祥紋として愛されています。

Dscn47072 新たにいただいた絵銭

2014年2月 9日 (日)

板状立聞素環鏡板付轡

「ウマ・馬・午」の展示中から今日は轡について紹介します。

Dscn4697 現代の轡

 馬は人間にとって、最も身近で有益な家畜でした。農業や輸送さらに機動力を生かした騎馬にその能力は生かされました。

馬を使うには制御用具(馬を操る道具)、騎乗用具(馬に乗るための道具)、装飾用具(馬を飾り立てる道具)などを使いますが、その中で馬を制御する最も基本的な道具(馬具)が轡(くつわ)です。馬の口に咬ませた銜(はみ)を手綱につなげ、手綱を操ることによって馬に人の意志を伝えるのです。この銜の両端に取り付けて銜が外れるのを防ぐのが鏡板(かがみいた)で、その形には装飾的なものと、実用的なものがあり、時代によって移り変わっていきます。

2 浅利神社所蔵の轡



 今回展示した板状立聞素環鏡板付轡(いたじょうたちぎきそかんかがみいたつきくつわ)は、装飾のない実用的な轡で、実用的な轡は静岡・長野・山梨・群馬などの東国から多数出土しています。手綱を付ける引手は、多くの場合銜の先端に取り付けられますが、この轡は鏡板本体(環の部分)に付けられていることが特徴です。年代的には6世紀後半のものと考えられています。

この轡は浅利神社に宝物として所蔵されていて、今回特別にお借りしました。伝承によると諏訪神社の境内古墳から出土したことになっていますが、諏訪神社のある低地に古墳はなく、神社を取り巻く高台には古墳群が確認されていますので、それらのひとつから出土したものとも考えられています。これらの古墳は現在削られてしまっていてほとんど見ることができません。耕作によって古墳が毀された際に発掘され諏訪神社へ奉納されたのでしょう。

Dscn4699_2 王塚古墳の轡



  諏訪神社を取り巻く古墳群のひとつである王塚古墳はその盟主ともいうべき古墳ですが、この古墳からは装飾的な轡、f字形鏡板付轡(えふじがたかがみいたつきくつわ)が出土しています。現在国立博物館に所蔵されていて見ることができないのが残念です。

2014年2月 6日 (木)

小麦(6)

Tomiko
 

 今日も小麦で作ったもんの話をするじゃんね。小麦がでっかくなって、穂が出てくると、ちくちくする「のぎ」も育ってきてねぇ。麦の間の草取りをしてたっていう記憶はないから、雑草はあんまり生えなかったのかもしれんね。今じゃあ、何を植えても雑草の方がでっかくなっっちもうから、えらくてかなわんけんど。

小麦は、うどんのほかにも薄焼きやらパンやらを作ってもらった思い出があるさ。薄焼きは砂糖が入っていたと思うけんど、もしかしたらサッカリンだったかもしれん。ふくらし粉は、ベーキングパウダーじゃあなくて、重曹だったね。ときどき重曹がちゃんと溶けなんで、ダマになったまんま薄焼きからでてくることもあったさ。つい最近知っただけんど、薄焼きっちゅうのは、煮豆だのふかしたサツマイモだの野菜だの、なんでもそこらへんにあるもんを入れて焼く山梨の郷土料理だってね。ほんじゃあ、私が食べていたのは何かっちゅうこんだけんど、たぶんホットケーキだっとうだね。お母ちゃんは昔、横須賀で海軍鎮守府に勤めていたこともあったから、そこのコックさんが作ってくれた洋食の中にホットケーキがあったのかもしれんね。

Dscn45802 サッカリンは今でも売られている

 パンは前にまゆこさんがブログに書いてた、ゼロ戦パン焼き器のパンだっただよね。七輪の上に材料(たぶん薄焼きと同じ材料)をいれたパン焼き器を載せて、パン焼き器の上にも炭をのっけて上下両方から焼いてたようの気がするよ。厚焼きのホットケーキみたいなもんだから、屋根屋さんだの大工さんだのの職人さんのお茶うけに喜ばれてね、大人にも大人気のお茶菓子だったのを覚えてるよぅ。

話は変わるけんど、サツマイモの粉を練って、その中にサイコロのように切ったサツマイモを入れてふかして作った「さつまのあんびん」ちゅうのを友達の家でよく作っててね。サツマイモの粉は蒸しあがると黒くなるけんど、サイコロ形のいもは黄色だから、うまそうに見えるだよね。これもうちじゃあ一度も作ってもらえなかったから、友達の家でもらって食うのが楽しみだったね。うちのへんじゃあ、サツマイモはたいへん作ってて、出荷もしてただよ。友達が自分のうちの畑にわたしを連れてってサツマイモを掘って、生でかじらせてくれたことがあったけんど、うまくはなかったね。でも近所の子供とうはけっこう生でも食ってたようだったよ。

Dscn45912_2 サツマイモの粉を作るため切って干した

Dscn46682 できあがった「あんびん」

 

2014年2月 2日 (日)

お人形祭りの準備着々と

こんにちは、まゆこです。

Img010 215日から恒例の「ひな人形展」がはじまります。

その準備が着々とされている豊富郷土資料館です。

Dsc_0006 棚を設置している館長

 Dsc_0007 まずは、玄関わきのウインドゥ展示を段飾りのお雛様と雛道具にチェンジ!

Dsc_0017 また、事務室内に農家から譲っていただいた剪定した桃の枝をあたたかくして活けておき、312日のひなまつりイベントに開花を間に合わせようと、画策しています。

Dsc_5778 ひなまつりイベントでは、紙雛作りを来館されたご希望のお客様にしていただきますが、ひな人形のまわりを本物の桃花の枝で飾ることができたら素敵だなぁと思っているまゆこです。

 

平成25年度第5回企画展

「ひな人形展」

~江戸から昭和の雛人形が大集合!さあ、お人形祭りのはじまりです~

  会期 2014215日(土)~46()

 

関連催し

●ひな祭り展示解説会・無料入館日 平成2631()2日(日)

●ひな祭りイベント「紙雛(かみびな)をつくろう!」

                                   平成2631()2日(日)

 

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2014年2月 1日 (土)

回転蔟の新品をいただきました

驚いたことに、関原の渡辺さんが新品の、しかも開梱していない回転蔟を2箱(100個)を1月26日の日曜日に持ってきていただきました。こんないい状態のものがいまだにあるなんて、とても驚きです。古い回転蔟は、旧豊富村内には相当数眠っていますよね。今から養蚕を目指す地域や人がいれば、仲介したいものです。

Img_0079 これは、回転蔟の使用例です。

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Img_0004 これが新品の回転蔟です。貴重品ですね。

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