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2013年10月14日 (月)

収繭(しゅうけん)作業

こんにちは、まゆこです。

 きょうは、来館者のみなさんと一緒に行った収繭作業の模様をお伝えします♪

 このブログを見て来てくださった養蚕未経験のお嬢さん、小学生・中学生とそのお父さん、小さいころ手伝ったという高齢者の方、ご参加ありがとうございました。

 まずは、蔟(まぶし)を枠から外し、まゆかき棒で格子状の区画からまゆを押し出しました。

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 しかし、押し出された繭は、こんな感じで、自身の毛羽でもって、まだかろうじて蔟にくっついています。

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 そして、このように蔟を折りたたみますと、まゆも密集してコンパクトな配置になります。

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 棒きれのようになった蔟を片手に持ち、もう片方の手で、たわわに実った真っ白なまゆをもぎ取るようにして収繭します。

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 次に毛羽取り器で、繭のまわりにモシャモシャついている毛羽をとりました。

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 収繭完了! 大事に育てたおかいこさんから、その命を代償に、こんなに美しいまゆをいただきました。

 参加者は、「へぇ~、繭ってこうやって収穫するんだぁ」や、「まゆかき棒でザクザク押し出すところが気持ちいいから、もっとやりたい!」、「まゆかき棒で押した後の蔟にぶら下がっているまゆが、たわわに実った何かの果実のようでおもしろ~い!」、「毛羽取り器でこんんなにまゆがきれいになるとは思わなかった」など、未知の作業を楽しそうに体験していました。

 「この繭の中のさなぎはまだ生きているんですよね?」 ある参加者の一言から、それまでゴキゲンで作業していた小学生の手が一瞬止まりました。 収繭作業自体は、まるで作物を収穫するかのような感覚なのですが、これがひとつひとつ生き物なのだと意識すると、また違う感情も湧いてくるようでした。 小学生にとって、ペットとは違うカテゴリーの生き物とともに暮らすということ、そして、牛や馬などとともに、古くから日本の家々で飼育されてきたお蚕様と人間の営みを知る、よい機会になったようです。

 豊富郷土資料館では、このまゆを一旦冷凍庫に入れました。そして、お天気の頃合いを見計らって、天日干しで乾燥させる予定です。そして、今後の資料館での体験学習など、様々に使用していきます。 楽しみにしていてくださいね!

Photo
まゆこ

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